第3話『宇宙を終末(おわ)らせる兄妹』

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しばらく店内を見てまわった後、ケロロ達はドリームハウスの屋上でソフトクリームを食べていた。 夏美「はい。リスティさん」 リスティ「あっ!ありがとうございます」 リスティはソフトクリームを受け取るとまじまじと見つめている。 リスティ「あの…!これはなんなのですか!」 夏美「これはソフトクリームっていってね、甘くて冷たくて、すっごく美味しいのよ!」 リスティ「甘くて…冷たくて…美味しい?」 不思議に思いながらも一口食べてみる。 リスティ「…!!」 夏美「どう?美味しい?」 リスティ「はいっ!!とても美味しいです!こんなの初めてです!ポコペンには色々なすごいものがあるんですね!驚きです!」 見た事のないものが沢山ある地球にリスティはすごくはしゃいでいる。 それをソフトクリームを舐めながら笑顔で見つめているケロロ。 ケロロ「楽しそうでありますな、リスティ殿」 ギロロ「…あぁ、そうだな。だが、ケロロ」 ケロロ「なんでありますか?ギロロ伍長」 ギロロは顔を険しくして言った。 ギロロ「あの娘の中にあるクリスタルを狙っていた三人の宇宙人とは一体誰だったんだ?」 ケロロ「さぁ?それは我輩もさっぱり。リスティ殿も声だけを聞いただけのようでありますし…」
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