きっかけ

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ある日、少年はいつものように昼寝をしていた。 (あー、早く昼休みになんないかなぁ) そんなことを思いながら少年は休んでいる。 ちゃんと自立している人に見られたらなにをしに学校へ行っているんだと思われてしまうだろう。 そうこの少年、なにも考えていないのである。 授業中は聞いているふり、先生に注意されれば生返事。 やるかやらないしかないならやればいいのに… この少年はやらない。 やらないという事においてのみ自信を持てるくらいやらないのだ。
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