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「そんな……わたしはもうオバサンですし、それに……」
またの緊張で顔が赤くなっていくのが自分でもわかる。
「わ……わたしこういうお仕事はじめてでっ、
お酒も飲めませんし、タバコも吸えませんけど大丈夫でしょうか？」
面接官の青年は意外そうに目を見開き、くしゃっと破顔すると、さも面白そうな笑い声をあげた。
「アハハハ……！ウチはそんなお店じゃないから大丈夫ですよ！
それにしても、面白い人だ」
そして小声で経験した人数や、口で奉仕ができるかなどを聞かれた。
わたしは正直に、主人の前に付き合った相手は三人。多分できると思うと答えた。
そして翌日から店への出勤が決まった。
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