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すると意外なところから怒鳴り声にも聞こえるような声で
「おまえらなぁ!!身体によくないだろ!!もう!一人分も三人分も変わんないからお前らのは俺が作ってやるよ。」
思いもよらない助け舟に俺と浩輔は目を見合わせて、
「マジで!!和彦!!いいの?」
呆れたように葵が
「昼飯だけインスタントとかならわかるが、朝食と夕食はちゃんとした飯を食え。そんな現代の日本人みたいな生活俺が許さない。」
そして浩輔が嬉しそうに、
「ありがとう和彦!潤も御礼言って!!こういうときはありがとうって言うんだよ!」
こんな経験のない俺に浩輔は教えてくれた。俺は恥ずかしがりながら、
「おぅ!葵。サンキュな!」
「まぁ、お前らの口におれの料理が会うかはわからんがな。」
葵は優しく微笑みながら言った。すごく頼れる。なんだかお兄ちゃんがいればこんな感じなのかとおれは思った。
こうして、楽しいGWが幕を開けたのだ。
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