第4章

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GWも半分を過ぎた頃、実家通いの翼が寮に遊びにきた。久しぶりに3人で遊んで、すごく楽しかった。こんなたわいもないことが楽しいと思えることを幸せに思う。 そして別れ際に翼が、 「なぁ。明日から家に泊まりに来ないか?父さんも母さんも居ないんだ。」 「ホントに?どうする潤?俺は久しぶりに翼の家に行ってもいいけど。」 俺は嬉しかった。初めて友達の家に行く。しかも泊まりで。面白そうだと思った。 「全然いいぜ!行こうぜ!」 翼も嬉しそうにはにかんでいた。 「そうと決まれば、明日は早起きしようか。」 浩輔も嬉しそうだった。浩輔の笑顔を見ていると落ち着く。 「じゃあ明日、迎えにくるから。」 「あぁ。待ってる。」 そういって翼を玄関まで見送った。
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