第1章ー出会い

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「悪い。俺今まであんまり友達居たことなくてさ・・・。」 今まで笑っていた椿浩輔から笑顔が消え、真剣な面持ちに変わり 「友達が居ない?ふーん。じゃあ今から俺たち友達な!俺のこと浩輔って呼んで!! んで、潤って呼んで良い?」 いきなりの言葉に俺は戸惑ったが、入学早々に友達が出来るなんて嬉しくて、 「ホントか?友達になってくれるのか?」 っと聞いてしまったくらいだ。浩輔は満面の笑みを浮かべ、 「当たり前じゃん!俺たち今日から友達な!宜しくな潤!」 「うん!宜しく浩輔!!」 コレが俺たちの出会いで運命の歯車が回り始めた瞬間だった。
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