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「五斗米道」
張魯(ちょうろ)…本作の主人公で五斗米道の師君。人を引き付ける力があり、自らの理想の為に邁進する。
張衛(ちょうえい)…張魯の弟。内政に力を注ぐ兄に代わり五斗米道軍の総大将として戦いに出ることが多い。指揮は主に歩兵。
史楽(しがく)…張魯の軍師で笛の名手。張魯とは友のような態度をとるが張魯もこれを好んでいる。孫宜に愛する女性を拉致られ、自らの命と引き替えに乗り込んだ。
林寧(りんねい)…西涼出身の傭兵。騎馬の指揮を得意とする。長安を支配していた呂布と一騎打ちで互角の戦いをしたことがある。騎馬隊を指揮し負けず知らず。対夏候淵戦で単騎敵と戦い戦死。
徐羽(じょう)…元山賊。しかし、貧しき民を守ることを第一に考える義賊である。弓を得意としている。対張任戦で呉蘭率いる山岳騎兵に山岳部隊を潰滅状態に追い込まれ、以降は歩兵隊を指揮する。
呉礼(ごれい)…張魯の武官。張魯の思想に心打たれ臣従する。主に張魯の護衛を務める。太獄山の戦いでは囮となった張魯を守り司馬斤を討った。張魯の良き相談相手。
黄益(こうえき)…史楽に使える間諜。裏稼業に徹しており、張魯は存在を知らない。史楽と共に果てた。
呂烈(りょれつ)…張魯が東宛郡平定後に仕える。忍耐強く主に守備、持久戦を強いられる戦いに出ることが多い。
鐘累(しょうるい)…文官。戦いに出たことがない。
李志(りし)…五斗米道信者。周旋の参謀として夏候淵と戦うが敗れて戦死。
楊任(ようじん)…林寧騎馬隊の武将。薙刀を扱う。冷静でありしばしば林寧の緩衝役となる。
楊昂(ようこう)…林寧騎馬隊の武将。短気で血気盛んな面がある。夏候淵との戦いで兵糧を焼き払うが深入りし林寧の死を招くことになり責任を感じる。
関雄(かんゆう)…徐羽が山賊をしていたときの副頭目。張魯討伐時に徐羽と生き別れたがその後再会しまた徐羽と共に戦う。漢中城の戦いで別動隊を防ぐが高覇に討ち取られる。
董忠(とうちゅう)…太獄山の戦いの途中で張衛に見出だされ、張衛の副将になる。
李泰(りたい)…張衛率いる歩兵隊の新兵。歩兵隊に誇りを持っている。
朱選(しゅせん)…林寧騎馬隊の副将で林寧の後を継ぎ騎馬隊を指揮する。
楊柏(ようはく)…張魯の部下。徐羽と共に孫宜を討つ。
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