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パウロが仕事に行ってしまうとオレは留守番をしなきゃならない。
オレの仕事は留守番だけ。
掃除はたまに来るパウロの母親がやっていく。
オレはパウロの母親と相性が良くないから彼女が来る日は押し入れに隠れていた。
日が沈み…時間になっても帰ってこないパウロが心配で、オレは玄関へ走った。
一人で外へ出るなと言われていたが今は緊急事態だ。
扉を開けようとした時に電話が鳴った。
パウロから!?
今度は電話の方へ走った。
電話はオレが部屋に入った途端に鳴るのを止めて、オレはどうしたらいいのかと部屋中を走り回っていた。
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