第一章 富国強兵プロジェクト

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群衆を掻き分け、その長髪の少年が近づいてくる。 人が多すぎて中々足が進まないが… 「苦しゅうない。名は何と申すか?」 「はい!シガターと言います!」 「ふむ。良い名だ。 皆の者!道を少し開けてやるがよい」 おぉなんと心優しい我が君であろうか! そんな呟きが、参加していた老人達から声が上がる。
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