第一章

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私が4歳の頃まではとても仲のいい家族として有名だった。 しかも 父はウィルスの研究をしていて《博士》の称号をもらい 母は有名な大学の教授をしていた。 その二人の間に生まれたのが私 一ノ瀬 玲花 私が2歳の頃は周りのことを理解し普通に大人たちと話をしたりすることが出来た。 一時異端児として周りに避けられたりしていたが父と母の訴えのおかげで街の皆と和解し幸せな生活をしていた。 だが… 私が5歳になったとき母が急に謎の病気にかかり立つことも歩くことも腕を動かすことも食べることも出来なくなってしまった。 父は必死に母の病気を直そうと色々調べたり研究したりしたが結局原因がわからず母は他界してしまった。 父は母の遺体を強く抱き1日中泣き続けた。 それからだろうか 父が狂ってしまったのは…
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