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私は嬉しくてその場で仔猫を抱き締めました
そして急いで部屋へ戻ると
私は空の瓶に仔猫をそっと入れます
『貴方はとても大切な物よ』
仔猫は首を傾げ
不思議そうに私を見返します
私はそんな仔猫にkissをし
仔猫を瓶に押し込みます
『ぎゃっ』
押し潰した声と共に
仔猫は動かなくなりました
必死な私には仔猫の断末魔の声は聞こえず
一生懸命、仔猫を瓶に詰め込みます
手足が有らぬ方向へ曲がり
瓶の中には血が溜まります
数分の格闘の末、私はようやく仔猫を瓶に詰め終えました
私はゆっくり瓶を眺めます
生前と変わらぬ綺麗な白い毛
瞳は変わらず深く鮮やかな緑色を湛え
流れた血がそれを更に彩ります
『嗚呼、貴方とても綺麗だわ』
私はうっとり眺めます
そうだわ…
mamaに見せなきゃ…
私は未だ暖かな瓶を持ち
バタバタと音を立てながら階段を駆け降ります
mamaの居るキッチンへ…
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