1章《私の天敵》

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「俺の席、ここだし」 ・・・ 「今…なんて…言った」 「だからここが俺の席だっつうの!」 え!? 3年間ずっとこいつの隣ってこと!? ここの高校は文系理系に分かれないからずっとクラスが同じ。 そして席換えもしない。 ということは… そういうことかよ! 最悪だぁ!!! なんでこんなやつが私の隣なの! コイツはこう言った。 「よろしく」 お先真っ暗とはこのことだ。 これが私と彼の最初の出会いだった。
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