1章《私の天敵》

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何コイツ! 調子乗りやがって! とろけている私がバカだった。 ドラマみたいなことなんてあるわけがない。 マジ性格最悪だ! 絶対絡みたくない。 そんなことを思いながらトコトコと歩いていると… 背後から何者かの気配が…。 アイツだ。 さっきぶつかったアイツだ。 気味が悪い。 なんで私についてくるのよ! さっきの理不尽な怒られ方にも増して… 腹立ちメーターも急上昇した。 そして遂にこらえきれなくなった。 ブチッ!
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