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楓はそう言うなり、紅くなって俯いてしまった。
……俺、なんか悪い事したか?
そんなこんなしていると、俺達の通っている学校、県立清涼学園高等部が見えてきた。
清涼学園はレベルこそ高いが制服を着崩しても髪の長さ、色とかも一切のお咎めは無しの学校だ。
「さて、クラス表でもっと…」
そう思った俺はクラス表の所へ向かった…。
楓が「待ってよぉ~っ!」とか言ってたのは無視。
「二年A組…か…」
「これで12年間同じだねっ!」
「……」
俺はダッシュで教室に向かった。
後ろで「あっ!銀君待ってよぉ~っ!!」
とか言ってたのは無視!
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