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私たちに大切なものを教えてくださった小田原署の若いおまわりさんと小田原消防本部の方々のお話です。
今朝、自宅の前を歩いていると
「ニャオン。。。ニャオン。。。」
耳を澄ませてみると確かに
「ニャオン。ニャオン。」
どこから聞えてくるのかわからない。
道路の下から?
「ニャオン」
子猫の鳴き声です。
鳴き声でなく泣いている声なんです。
「私を助けて!」って。
どこにいるかわからない。
すると、道路の排水溝の重い鉄の網を上げると深さ1mほどの穴の側面に川に向かって直径15センチほどの暗渠(あんきょ)配水管がありました。
その穴の中から子猫の泣き声が聞えてくるのです。
私と娘が穴を覗いたり救出しようとしていると近所のおじいちゃん、おばあちゃんご主人、ご夫人が集まってきました。
今まで、会話もしたこともないみんなが一つになって、子猫を救出しようとしていました。
みんな必死でした。
近所の私の息子くらいの若いおまわりさんもかけつけてくれました。
一所懸命に救出にあたってくれました。
必死に助けようとしている姿を見ていて警察官としての使命感がひしひしと伝わって来ました。
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