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時々返ってこなかった。
返ってきても
「死にたい」
「辛い」
などしか言わなかった。
私はこのとき彼に何もしてあげられなかった。
ただ、学校で起きた一日を彼に送り続けた。
そして、よくなることを願った。
文化祭の日。
私は楽しめずに、ただボーっとしていた。
誰かが私を呼ぶ声がした。
後ろを振り返ると車椅子に乗った彼がいた。
私は彼のところへ走った。
泣きそうになったが、彼が
「お前が泣くと俺も泣きそうになるから泣くな!」
と言ってくれた。
学校で話した事のない彼がみんなの前で私に話しかけてくれた。
初めての事だった。
だけど、文化祭の日で、彼にあったのが最後になった。
私は文化祭の日から彼とメールができなくなっていた。
一週間たっても・・・
二週間たっても・・・・
ある日先生が言った。
「文化祭が終わってから4日後に亡くなった」
初めて知った。
ちょっと具合が悪くなったと私達は聞いていた。
周りの友達はみんな泣いていた。
私は涙が出なかった。
ワケがわからなかった。
家に帰ったら一通の手紙が来ていた。
消印は文化祭の次の日。
母に問い詰めた。
母は言った。
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