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今朝、担任から一学期の期末テストの結果が書いてある紙が、全員に配られた
以前は廊下に掲示されてあったらしいが、数年前からこういった形になったらしい…
由希「ねえねえ、テストの結果はどうだった？」
由希は、自分の前の席にいる葵に聞いた
葵は黙って紙を由希に見せる
そこには、でかでかと書かれた【１】の文字が…
由希「一位か～…。そういえば、葵は中学の時もずっと１番だったわね。しかも、満点とか…流石、ＩＱ180の天才児ね。」
一人でそう納得している由希
由希「啓介と響也はどうだったの？」
啓介「俺は１０位だった」
響也「俺は７位かな。」
由希「みんな頭いいわね～。アタシなんか２２位なのに…。」
由希は悔しそうにそう言っているが、一年生の人数は４６０人である
４６０人中２２位ということは、かなりの秀才のはずだが…由希は何故か悔しそうにしている
点数が悪い奴からしたら、何ともムカつく一言である
そして、４人がそんなことを話している横で、ずっと黙っている輩が一名いた…
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