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朝飯の件を伝えて、真っ先に反応したのは…
啓介「マジで!?食べる食べる♪」
言うまでもなく、啓介だった
玲「えらい反応が早いな…。」
啓介「だって食べたいんだもん♪」
玲「そうか…じゃあ死ね。」
啓介「えっ!?何で死ななきゃいけないんだよ!」
玲「ん~…何となく?」
啓介「酷っ!?」
玲「酷い?何処がだ?」
啓介「どう考えても酷いだろ!ハァ…まあいいや…。」
啓介はため息をつきながらそう言った
どうやら抵抗を諦めたようだ…
俺の勝ちだな
ん?何の勝負をしてたのかって?
実は俺も分からんのだよ…
玲「響也と葵はどうするんだ?」
響也「俺はいいや。」
葵「私も。朝ご飯までご馳走になるのは、なんか悪いしね。」
俺の言葉に、啓介と葵はそう答えた
ん~…二人共謙虚だな~…
あの馬鹿にも、少しは見習ってもらいたいたいものだ…
玲「んじゃあ、俺達は先に2階に上がっとくわ。
お前も、飯食ったらすぐに上がって来い。
分かったか?バカ介。」
啓介「分かった。」
玲「あれ?お前、馬鹿だったのか?」
啓介「しまった!つい、いつもの調子で返事をしてしまった!!」
うん、間違いなく啓介は馬鹿だ
絶対馬鹿だ
そんなこんなで啓介と別れると、俺達は2階へ上がった
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