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響也「まあ、玲の事はどうでもいいとして…」
玲「どうでもいいんなら聞くな!!」
響也「ハハハ♪まあいいじゃないか。
んで、啓介は何で彼女を作らないんだ?
お前は玲と違ってモテるから、その気になればいつでも彼女くらい作れるじゃん。」
玲「モテなくて悪かったな…。」
響也「それで?結局どうなんだ?」
おい、俺の返しは無視かよ!
まあいいや…
啓介「まあ、色々とあるんだよ。」
真剣な表情で聞いている響也に対して、啓介は手を軽くヒラヒラさせながら、流した
響也「…悪いけど、そろそろ教えてくれないかな?いつもそうやって教えてくれないじゃん…。
俺達親友だろ?それ位は教えてくれないかな?」
葵「それに関しては、私も気になるわね…。
中学時代、同じ学校はおろか、他校にまで沢山のファンクラブが出来ていた【銀髪の王子】が、何故彼女を作らないのかをね。」
由希「アタシも同感よ。」
葵と由希も、響也の言葉に賛同する
玲「…という訳らしいけど…どうする?」
啓介「どうするって言ったって…。」
玲「別にいいじゃないか。それ位言ったって減るもんじゃないし…それにコイツ達は口が堅いから、誰かにペラペラ喋ることもないだろ。」
啓介「それは分かってるんだけど…なんか言うのが恥ずかしい…。」
玲「じゃあ、俺が代わりに言ってやろうか?」
啓介「頼む。」
啓介の頼みに頷くと、俺は再び3人の方を向いた
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