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玲「鍵宮草太っていう名前を聞いたことあるだろ?」
葵「そりゃあ聞いたことあるわよ。日本でも超有名な俳優だしね。
うちのお母さんも大ファンだし…ってことは、まさか…。」
玲「そのまさかだよ。
啓介が好きな女の子は、大俳優【鍵宮草太】の娘なんだよ。」
響也「マジで!?てか何で玲達は、その女の子と幼なじみなんだ?」
玲「親父と啓介の親父さんが、草太さんと高校の時からの親友でな。
その関係で、小さい頃から仲がいいんだよ。」
葵「そうなんだ…。それで?その子は可愛いの?」
玲「最後に会ったのが去年の春だから、今はどんな感じになってるか分からないけど…はっきり言って、メッチャ可愛いよ。由希や葵にも引けをとらない位にな。」
響也「そんなに上玉なのか…。でも、啓介ならすぐに落とせるんじゃないのか?」
玲「それがな~…。」
俺はそう言いながら、啓介の方に軽く目配せをした
啓介「そいつがあの時のまんまだったら、ほぼ100%無理だろうな…。」
響也「えっ?何でだ?」
啓介「会ったら分かるよ…。俺達と連るんでたら、いずれ会うと思うしな。」
響也「そうか…。まあ、とりあえず頑張れ。」
啓介「おう。」
響也の応援に、啓介は苦笑いをしながらそう言った
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