夢の終わりに
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【夢の終わりに】 優しい月明かりに照らされて眠るあなたの横顔を、僕は静かに見つめていた。 右手には銀の小刀。この時の為に用意しておいたものだった。 あなたを、この甘い夢から解き放つ為になら。 僕は、静かに小刀の先を自分の胸元に押し当てた。
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