秘密事情

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ダメだ、隣の部屋の皓貴に聞こえてしまう。 そう思っても、手は、自分の意思を持ったように、動いていく。そう、まるで三輪のように・・ 右手は、そのまま自分自身を擦り上げ、左手はシャツの下を這い上がって、胸の突起を掴んでいた。 「あっ、…ああっ……」 手の動きは止まる事を知らず、自分を追い詰めていく。 そしてその刺激に、声は止まらない。 「あっ、…んっ、……んんっ…」 いい、…みわ……三輪っ…… 限界が近づき、すぐにでもイってしまいそうだった。 『だめですよ、まだ』 頭の中の三輪がそうささやく。 あやつられた俺の手は、欲求の意思に反して、手を止めてしまう。 「んんっ…………やっ……ん、…っ」 『かわいい声を出して、、片山さんやらしいな』 脳内に響く三輪の声に辱められ、身体はよりいっそ熱くなる。 手の動きをゆっくりと再開させると、とたんに巡る悦楽の波。 「あっあっ、…あっ…ん…」 気持ちいい。 このまま扱けばすぐに出る。 でも、この瞬間、いつも物足りなさを感じてしまう。 前への刺激だけじゃなく、後ろからの刺激が欲しくなる。 三輪のモノで中を擦って、奥からの快感を得たい。 そんな欲求に苛まれる。
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