三つ子の魂百まで

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土方さんが小さな猫に驚いて 沖田さんが毎日誰かを日替わりでいじめて 山崎さんは………セクハラしてきたりして そしてそんな中に私がいる みんながそれを当たり前のように過ごしていて みんながそれを当たり前のように生きている よく考えたらこれはとても幸せなことなんだ 瑞「………私なんだかんだ言ってもみんなが好きですよ」 ポツリとほんとに小さな声で言ったのを となりのS隊長さんは聞いていて あたりまえじゃん と言って笑った ………ひとりごと聞かないでくださいよ そう言ってつられて笑ってしまった私はこっそりと みんなの後ろ姿を見て願った (どうかこれからもみんなと一緒にいられますように)
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