必需品だろ?

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そして数日後――。 「ねぇ、ねぇ。」 郁(いく)が紘杷の服を引っ張った。 「ん?」 「気にならない?」 「何が?」 「もっちろん、その幸廷の相手だよ♪」 郁は楽しそうな顔をしている。 「いや、別に。」 紘杷は素っ気なく答えた。 「まぁ、誰かは大体予想はついてるけどね~。」 ふふんと郁は笑った。
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