必需品だろ?

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「あんまり詮索するなよ。」 紘杷がたしなめると、ちぇっと郁は舌を出した。 「そんなことよりさ……いいことしようよ?ね?」 郁は気分を切り替え、紘杷の耳元で甘い声を出し囁いた。 「でもお前、大丈夫なのか?体、しんどくないか?」 「うん、大丈夫だよ。」 その答えを聞くと、紘杷は自分の唇を郁の唇に重ね合わせた。 長い長い夜の、始まり始まり……。 END.
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