嫌がらせ?

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幸廷(ゆきひろ)はその答案用紙を眺めながら、盛大な溜め息を零した。 「はぁ……。」 これで何度目だろうか? そこに郁(いく)と紘杷(ひろは)がやって来た。 「何々~?あ、それ中間?まだ返してないの?」 と郁はその答案用紙を覗き込んだ。 「違うよ、追試。」 幸廷は苦笑いで答えた。 「あぁ、追試か。」 紘杷は納得した。
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