始まりは夏休みとともに

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武道場についた俺は早速武道着に着がえた。 「そういえばじっちゃんと稽古するのって3年ぶりか……まぁ俺も自分で稽古してたしなんとかなるだろ。」 と独り言を言いながら体を動かしていた。 そうしているうちにじっちゃんがきた。 「でははじめるかの。」 そう言うといきなり俺の背後に回り殴りかかったしかし俺はそれをなんなく止める。 「ほぉ 腕をあげたの隼人。」 「俺だってただ普通に生活してた訳じゃないぜじっちゃん。 自分なりに稽古をしてたんだだから今回は負けないぜ。」 パンッパンッパンッ 激しい攻防を繰り広げていたが先に息を切らしたのは隼人だった。 (まずいこのままじゃ負ける。仕方がないアレを使うか) 「いくぜじっちゃん、桜井流体術!! 桜吹雪」 桜吹雪は凄まじいスピードのパンチをくりひろげる桜井流体術のひとつである。 「(桜吹雪とはなかなかやるな)だかまだまだ甘いの桜井流体術 花びらの舞い」 花びらの舞いは相手の攻撃を受け流し舞うように反撃する技だ。 「えっ。」 そう言っているうちに隼人はふきとばされてしまった。 「イテー、参った俺の負けだ。」 「だか桜井流体術のひとつである桜吹雪を使えるとはさすがじゃ
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