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解答編
「ちょっと待ってくださいほかに怪しい人がいます。」
「それは、誰だい漠君」
「それは、渡辺さん、あなたです。」
「僕が怪しいだって、でたらめに決まってる」
漠は考えて言った。
「でたらめかどうか試してみますか。」
「刑事さん、何なんだこの子は」
「まあまあ、渡辺さん、私は漠君に何度か助けられた恩があるんですよ。ここは私にめんじて漠君の推理を聞きましょう」
「ありがとう、新刑事それではお話します。」
「まず、渡辺がなぜ怪しいのかそれはあなたの言葉です。」
「どこが怪しいのかね。漠君」
「全て、詳しく言うなら目撃した時間です。」
「時間?」
「はい、渡辺さんが言った事が真実なら現場のある一点が矛盾してます。」
「どこだい?その一点って漠君」
「それは、朝顔の花です。」
「朝顔がどうしたてっんだ、それで俺が怪しい事にはならないぞ!」
「渡辺さん、まだ気付いていないのですか。あなたが午後二時に窓の下の朝顔を踏むことはできない
その時、朝顔は咲いているはずがないんです。朝顔は名のとおり朝に咲き 昼過ぎ、には枯れているのだから」
「まだだ、その足跡が俺のと同じかどうかわからないじゃないか」
「それは、警察がしっかり調べていますよ。」
「渡辺さん、漠君の言うとおり調べました。全てあなたの足跡です。」
「まだ動機ははっきりしてないはずだ!」
「その動機はこれですか」
漠はポケットから一枚の紙を取り出した。
「これはトイレのタンクの中に入れていました。額面が一千万と書いてあります。」
「金田さんの高利貸しが動機になった、そうですよね」
「はい、そのとおりです。」渡辺は肩を落として答えた
その後、渡辺の話しによると、金田さんに二十万借りただけなのに二週間で一千万払えと言われなんとしてもあの紙が必要だった。
あの日、渡辺は金田さんがいない時に侵入した。その時、朝顔を踏んだ。
そして、家捜し中、帰ってきた金田さんに出くわし口論になり金田さんは気絶した。
そして次に起きたときに殺された。
そしてこの後に男が来た渡辺は急いで窓の下に隠れ男が金田さんの近くに落ちているお札を持って行くを見て罪を被せようとした。
渡辺の最後の言葉は「まさか、トイレだったなんて」だそうだ
これが今回の事件の真実である。
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