一筋の光 問題編

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一筋の光 問題編

「やばい、こんな遅くまで残るじゃなかった。」 漠はいつものように高校の図書室で本を読んでいていつものように遅くなったのだ(自業自得だね) 道は街灯が一つしかなく、しかもライトの部分がチカチカして心細い 「早く、帰ろうと」 「キャー」 「え、」 良く見ると街灯の下に女の人が黒いコートの人に襲われている。 「なにしてるんだ!」 すると黒い人は女の人を壁に突き飛ばして逃げた。 「大丈夫ですか。」 漠が近くに行くと、なんと女の人の頭から血が出ている。 壁にぶつけたのだ 女の人が漠に言った。 「犯人は・・・・よ。」 「えっ、それはどうゆう意味」 女の人はそのまま気絶した。 数分後、漠の通報により警察と救急車が来た。 すると、刑事の一人が話しかけてきた。 新刑事だった。 「やあ、大変だったね。漠君」 「新刑事、あの女の人は大丈夫ですか。」 「ああ、通報が早いのが幸いだったよ。命に別状はない。漠君のおかげだね。」 「いや、それほどでも」 「あとは犯人を見つけるだけなんだけど、漠君、見てないの。」 「はい、でもその事に関して刑事にお話しが」 「なんだい、漠君」 「実は、あの女の人が気を失う前に犯人の事を聞いたんです。」 「女の人は、犯人は三時三十分よと」 「なんだい、それは意味がわからない」 「でも、それは犯人に関係あると思うです。」 「まあ、探して見るよ」 数分後、新刑事が走って戻ってきた。 「漠君いたよ、しかも三人も」 「えっ、三人ですって」 「とりあえず、見てくれないか。」 そこには三人の男女がいた。 みなそれぞれ三時三十分に関係あるものを着けていた。 「とりあえず、一人ひとり話を聞きましょう。」 一人目 中泉 竜 服に三時三十分と書いてある 彼が言うには最近のオシャレらしい。 二人目 葉山 麻里 彼女が着けている時計が三時三十分で止まっていた 彼女が言うには水に濡れて駄目になったらしい。 三人目 伊東 沢 彼の腕にアクセサリーがあり、なかには三時三十分の時計ストラップがあった。 彼が言うには朝着けた絆創膏を友達に馬鹿にされたから着けたらしい。 「どうだね、漠君」 「新刑事、ちょっとある事を調べてください」 「わかった」 数分後、新刑事が戻ってきた。 「君の言うとおりだったよ。これで事件解決だね」 さて、一体誰が犯人なんだろうか?。 解答編に続く
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