一筋の光 問題編

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解答編 女の人が言った言葉は 犯人の特徴を言っていた。 だが、それは服装ではない。 なぜなら 犯人は黒いコートを着ていたから それでは 二人目の時計だろうか。 いや、あの明るさでは時計は見にくい あと突き飛ばすには力が足りない。 では、三人目か でも二人目と同じでアクセサリーは見にくいはずだ。 では、犯人は一体誰だ? そこで、漠は一つの考えを言った。 あの女の人は自らの力で 三時三十分を残したのではないかと。 そこで、新刑事に調べてもらった。 結果は思ったとおり 女の人の爪から皮膚の一部が見つかった。 犯人は「伊東 沢」だ 彼の付けていた絆創膏が証拠になった。 絆創膏の下にはっきり 時計の長針と 短針のような傷跡があった。 それが、三時三十分を 表していた。 彼を問いただすと 犯行を自供した。 女の人の最後の抵抗が 事件を解決に導いてくれたのだ。
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