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まだまだ
子供の愁…
5才になって、
初めて知る事がたくさんで
友達とも遊んで…
本当は、
愁も寂しいよね…
なのに、私が
泣いてばかりじゃ駄目だ。
胸を張って、母親と
名乗れるようにならなきゃ。
「お母さん、パパのところに行ってくる」
「僕まってる~!」
愁は、私が見えなくなるまで
ずっと見てくれてた。
ーーーーー湊
待ってて
解決させなきゃ。
ガチャ…
着いた時間は
深夜3:14ーーーーー…
「湊」
「…美羽!」
その顔は、
私が大好きだった顔。
ーーーーー…
「何か隠してない?」
向き合って座り、
テーブルを挟み、真剣な顔で聞く。
「…………ごめん」
「何よ。ごめんじゃ、わからないわ」
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