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時刻は午後八時…
人通りの少ない細道で俺らは再会した…
「お前、あの時の…!!」
「真紅の悪魔か…?久しぶりだな、依頼した東堂紅蓮だ」
「…、何故護衛の依頼を?」
「御曹司となると他の財閥やグル-プの反感も買う。そのせいか鋭い視線が最近酷くてな…」
「何故、俺なんだ…」
「…、お前女だろ?何で俺なんて…」
「お前には関係ない…依頼内容は引き受けるが…期限は?」
「俺が死ぬまで」
「帰る」
「なっ…!!待て!!」
「お前は俺に仕事をせずにいろと言うのか!?」
「仕事はして良いが、この依頼の期限が俺の死亡までってだけだ!!」
「だけじゃねぇだろうが…!!長過ぎだ!!却下だ、却下!!」
「だから金をやるし、自由もやると言ってるだろう!?」
「っ…はぁ…仕方ない、受けてやるよ」
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