中学生

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「はぁ?誰もいなかったのに音が? そんなわけないだろぉー お前のことだから寝ぼけてたんだろ?」 まぁ当然の反応か・・・ やっぱ信じてくれなかった。 「・・・確かにうとうとしていたけど。」 「ほらな、やっぱり。 絶対そうだって。」 「う~ん・・・。確かに誰もいないのに足音が聞こえるなんてことあるわけないよな」 このとき何故か少し安心した。 友達の何気無い言葉がこんなに安心感を与えてくれるなんて。 そんなことを話しているうちに学校に着いた。 俺と一輝はクラスは違うので途中で別れて自分の教室に入った。
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