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加藤を無視し、部屋へ忍び込むと奥から賑やかな話し声が聞こえて来た。
テレビの明かりのみで薄暗い。
山下「あ、亮ちゃん寝てる」
加藤「寝てても怖えーっす」
錦戸は仰向けで両手を組み眠っていた。
眠りの森の美女をイメージすると解りやすいだろう。
手越「なんか錦戸くんのイメージ変わった、俺。」
だってほら、と指差す先には幼児向けアニメが流れているテレビ画面。
山下「亮ちゃん未だに少年の心持ってるからね。」
加藤「それ、少年の心っていうんですか?」
山下「シラネ」
加藤「それ二度目!ヤメテ」
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