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少年は冒頭に描いた佇まいの他、頭に白いフクロウ(ハク)・右肩に紅いトカゲ(コウ)・左肩に黒い仔犬(クロ)を載せている。
少年曰く『パートナー』なのだが。
彼?(彼女?)らは、少年の過去の『試練』に於いて打ち負かされた異世界の神獣達である。
彼?(彼女?)達は少年に平伏し、彼を御主人と呼び、なついているがそこら辺も割愛(笑)
「父さんはなんて言ってた?」
少年が少女に問いかける。
「今回は、パートナー…クロ・ハク・コウは連れてっちゃダメだって。何だか、昨日母さんが料理してる横からチョッカイ出して、お鍋を焦がしちゃったみたい。」
「んあぁ?」
不機嫌そうな声とともに、自分に載っている三匹に軽く殺気を飛ばす。
ビクッと体を強張らせ、冷や汗をかく三匹。
人語を解し会話もできるため、少年に対し色々と言い分けをしているが割愛。
「取り敢えず火傷とかは無かったから、今回はお留守番って事で許すって。」
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