西村 誠 19才

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猫缶を開けてやろうと家を探すが一つも見つからない。 誠「なんでどこにもねぇんだよ?」 ため息をつき、あらためて辺りを見渡すと、家の中は洗濯ものがたまり、床には食べ終えたインスタント料理の容器が転がっている。 母がいなくなりこれからは、何もかも一人でやらなくてはいけない。 猫缶一つミケに与えてやる事さえ出来ない自分に誠は嫌気がさした。
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