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図書館で調べた日から5日間がたった。 鼠はだんだん弱っていき死んでしまった。 そのとき皆は泣きそうになっていた。 だが反対にあの図鑑で見た他の生き物や空を見たいという気持ちでいっぱいだった。 そのため3人は必死で鼠を見つけた学校裏の廃屋工場を探したが手がかりはつかめなかった。 「今日もダメだったね。どこから来たんだろう?」 「そうだな・・・。とりあえず遅いしかえろーぜ。また明日だ」 「じゃ、また明日ココで。」 勝田が先に工場からでる 。 勝田は英明達と帰り道が反対方向なのだ。 何故か勝田は英明をじっと見ていた。 それに英明は察した。 「心配するなって。何もねぇって。」 笑う英明。 勝田はヤキモチを焼いてるようだった。 勝田はとぼとぼ歩いていった。 そして英明達も勝田と逆向きに歩き始めた。 「ねぇ、カツ君って時たまよそよそしくない?」 「そうか~?まぁおまえは気にすんなよ。時どきあるんだよ」 「そんなもんですか?」 「そんなもんよ!」 やっぱり有里は勝田の気持ちが分かっていないようだ。 そうゆうのに鈍感なのだ。
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