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そしてそのままパトカーに乗せられた。
乗せられたまま数分がたった。
窓をみても自分が何処にいるのか分からない。
知らない光景が流れる。そのまま一時間以上の時間が流れた。
英明が見たのは『3番地警察署』と大きく書かれた看板の文字だった。
「ここが3番地・・・」
初めて見る光景に英明は口を大きく開け驚いていた。
「さっさと歩け!」
と後ろから警察の男が押してくる。
連れられて歩いたが10分はたっただろうか。
警察署内はすごく広くて、部屋もたくさんあった。
一本の廊下に右にも左にもドアがあり、そこから叫んでる人の声や泣いている人の声も聞こえた。
有里がそれにおびえたのか、英明の袖をつかんでくる。
「何か怖いね・・・」
「オレ達どうなるんだろう」
黙々と歩き着いた部屋には、勝田もいた。
お互いが「あっ!」と叫んだ。
そして3人はイスに座らされて尋問が始まった。
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