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「いんや、今から合流する奴が多分仕事の内容聞いてんだろうよ。」
…もっと早く言え。
しかし、そうか。
つまり、今回は3人で仕事という形になるのだろう。
そう考えれば社長がレイさんに仕事内容を言わなかった事にも納得がいく。
この人に仕事の説明をするより、他の人に仕事内容を説明して、レイさんに言ってもらった方が、早いと考えたのだろう。
それほど急ぎの仕事なのか、はたまたレイさんに上手く説明できる人が3人目のパートナーなのか。
よかった。3人目のパートナーはまともな人かも知れない。
「今回の仕事場所はクライムロックシティだ。ロビン行ったことあるか?あそこ岩ばっかしなんだぜ?ってか岩しかねぇんだよ。」
レイさんはそう言うとまた大袈裟に笑う。
果たして今のは笑うところなのだろうか。
俺はこの人と一緒にまともな仕事が出来るのだろうか、と心配になってきた。
早く3人目のパートナーと合流したい、と切に願わずにはいられなかった。
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