あなたとともに

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  「う、わあ…」 井戸から顔を出したかごめは、目の前の光景に息を飲んだ。 そこには、一面の白。 日の光に照らされ、きらきらと輝いている。 「ゆきっ、雪だ!」 やはり時代が違うと気候も違うのか。 東京ではなかなか見られない景色に思わずはしゃぐかごめを見て、犬夜叉はちょっと呆れたように言う。 「おいかごめ、あんまり暴れるとそのうち転ぶぞ」 転ばないもん!とふくれて反論するかごめがとても可愛く思えて、犬夜叉は少し笑った。  
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