研究開始……そして

19/20
前へ
/60ページ
次へ
スタッフから渡された資料に目を通しながら研究員は声をかける     研究員「あっそうだ、まだ処理法教えてなかったよね……後で教えに行くから向こうついたら何もせず待ってるんだよ」     新人「………ハイハイ」     研究員「何か言ったか?俺はこの水槽の加圧が終わってから行くからな」     新人「ハイハイ解りました」     少しふてくされながら新人は誘導を始めた     ====処理室====     新人「あっここですここです。広いんでテキトーに置いといてください」     スタッフ「テキトーって😅まぁいいか、野郎共運び入れろ、そしたら終わりだ」     作業員達「オーッ‼‼‼」     次々とデカい容器が運び込まれた     新人「お疲れ様でした後はコチラでやりますので」     スタッフ「おっそうか悪いな兄ちゃん、いや新人君かアッハハハ おい野郎共引き上げだ」     作業員達「オーッ‼‼‼‼‼‼」     そう言うとゾロゾロと帰っていった     新人「ったく処理法だと?なめんな💢俺にだって出来るさ」     棚から殺菌剤と消毒剤を取り出し容器に入れ かき混ぜ始めた     新人「まっこんなもんだろ、よし」     そう言うと容器の中の水を水質処理管へと流し捨て始めた     ドプンドプン……………     廊下を書類を見ながら研究員が歩いていた     研究員「さて、だいたいは問題なく進んでいるな……」     処理室のドアを開ける     研究員「新人君おまた……………お前何してやがんだ💢」     研究員は新人に走り寄りぶん殴った     新人「ぐはっ」     新人は吹っ飛ぶ、容器も落ち水がこぼれ落ちる     新人「何しやがんだテメ~💢」     研究員「何しやがんだじゃね~待ってろっつったろが」     新人「馬鹿にすんな、処理法ぐらい知って……」     研究員「黙れ馬鹿野郎、知ってる奴が水を流し捨てるか?ドアホ知らねえって事だろが」     新人「何~~💢」     研究員「いいかよく聞け、未確認生命の物は加熱させ浄化フィルターを通してやり、沈殿物は容器毎圧縮加工してビー玉程度の大きさにしてから宇宙に運ぶんだよ」     新人「な……💦💦」     研究員「「チックショ~いくつ流したんだ?………………2つの容器が空か……………これは上に報告しとく。何も起こらない事を祈るんだな」       ゴポゴポゴポ………………………………
/60ページ

最初のコメントを投稿しよう!

13人が本棚に入れています
本棚に追加