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資料長「ななななんじゃこりゃ?チーフに連絡しとくか」
資料長は壁パネルを操作する
ピピッ
資料長「チーフにつないでくれ」
ピピピッピピピッピピピッ
チーフ「はいはいはいチョット待ってね~」
チーフはコーヒーを沸かしている途中だった
ピピピッピピピッピピピッ
チーフ「はいはいはい……ったくも~コーヒーぐらいユックリ入れさせてくれっての」
チーフはブツクサ言いながら壁パネルで応答した
チーフ「はい?どうした?……って資料長?資料長から、かけてくるなんて珍しい」
資料長「んな事はどうでもいい、今大名行列がソッチ向かってるぞ」
チーフ「大名行列?」
資料長「先頭切って歩いてるの、ありゃ総理大臣だな」
チーフ「は?総理大臣?そんなお偉方が何用?」
資料長「んな事は知るかよ…とにかくソッチ向かってるぞ」
そう伝えると通信を切った
チーフ「総理って一体何しに来たんだ?」
研究所所員には研究に没頭出来るよう外界の情報は入らないようになっていた。
それが仇となっていた。
外界で起きている感染病の事も知らないでいた
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