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潜水艇はユックリと調査ポイントまで潜水していく
途中聞こえるのは潜水艇の駆動音と耐圧にきしむギギギギと言う音のみ
設計上大丈夫と理解していても不安を掻き立てられる
気を紛らわそうにもカメラから映る深海の映像はライトが照らす岩肌ばかり
気が滅入りそうになってしまいそうだった。
更に潜水していた時、カメラに何か映り込んできた。
潜水を一旦停止してカメラを動かす
すると深海生物らしきクラゲみたいのを発見した。
透ける体に何やら青いものがはしってるのが確認できた。
もしやと思い潜水艇のライトを消す
するとどうだろう、クラゲが自ら発光しているのである
暫く見とれているとアチコチで発光現象が始まった
調査隊員「うわっすげぇ~自然エレクトリカルパレードだ」
先程までの不安は一気に吹っ飛んでいった。
しかし変だ、一回の深海調査で生物に巡り合えるとしても両手で数えられるぐらいが当たり前だが
どう見ても百近い発光現象が確認できる
調査隊員「ここに何かあるのか?」
一抹の疑問を抱きつつ再び調査ポイント向けて潜水を開始した。
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