二
6/15
読書設定
目次
前へ
/
34ページ
次へ
私は、センターでの活動について兼田さんに尋ねようと思って、狭い部屋の中を見回しながら、 「ここは、具体的にどういうふうに介助のコーディネートをするんでしょう?」 ときいたが、兼田さんは、 「へへ、ふふ」 と笑って、答えなかった。 兼田さんは、この場に「居る」ことが目標で、ここでなにか有能な働き手となることをとくには求められていない、ということを私はあとになって知ったのだった。
/
34ページ
最初のコメントを投稿しよう!
61人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
1(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!