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家に着くと、ペットは地下に運ばれていた。
私は休憩して明日から楽しむ事にした。すると、
「…お帰りなさいませ」
男がか細い声で答えた。ちなみにコイツも私のペット!
「ああ、ただいま。何か飲み物頂戴!」
「いつものでよろしいですか?」
「うん、いつもの、 あれ!」
「かしこまりました」
…暫くして私のペットは飲み物を持ってきた。
飲んでいるのは昨日処分したペットから絞り出した血だ。やっぱこれに限る!。
「お前、ちょっとこっちに来い」
するとペットが足下に膝まずく。そして、血を口に含むと私はペットの口に運んだ。
不味そうに飲むのを見て、私は腹が立ち、そいつの口に無理矢理グラスごと押し込む。「んん…!ぐえええぇっ!」
喉にグラスが刺さり、おびただしい血が赤いマットに滴り落ちる。徐々に痙攣してきている。
「…くっくっくっ!美味しいでしょ?」
そう言いながら私はグリグリ押し込む。そいつはもう既に動かなくなり、白目を向いてマットに落下した。
「あーあ、つまんないなぁ。もっと楽しませてくれなきゃ!」
私は、別のペットを呼び片付けを頼んだ。
今日の新しいペットは明日じっくりいたぶるとして、今日は疲れたので寝ようと思い、私のお気に入りのペットを連れて寝室に入った。
「クスッ…今日、また一匹殺っちゃったでしょ?僕、見ちゃった!」
コイツはペットみたいに可愛いが、私の助手みたいなものだ。殺しはしない。ちなみに名前はキルアだ…。
キルアの頭を撫でながら、キスを交わし、私は眠りについた…。
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