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空の青さはまるで別の世界のコトの様で
何も目覚めない 辿って 抱いて
シーツをたぐり寄せて部屋に残った空虚を抱く
其の冷たさが貴方へ続く
唯一の何もない朝を招く
産声をあげる
それは誰にも汚されていない
真夜中に貴方の隣で
目覚めたのは夢
世界は貴方と一つ
今はただ時を止めて
息の詰まる空気 まるで生きる意味を持たない僕
何故 産まれてきたのか 辿って 抱いて
果てなく続く道 何処へ続くのかなんてもういい
戻れはしなくても 其れは貴方へと続く
唯一の確な日々の陽炎
産声をあげた
其れが悲しみの果てだとしても
この腕は貴方を抱いて
目覚めたのは夢
死して尚生きる想い
幻と貴方と彼方へ
産声をあげる
それは誰にも汚されていない
真夜中に貴方の隣で
目覚めたのは夢
世界は貴方と一つ
今はただ時を早めて
もう一度出逢える日まで
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