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「私…今
好きな人いないから
ホントに無理だから過去に好きになった人でもいいかな？」
「んー。まぁ
許そう」
「えー。
美羽っち俺のコトは好きじゃないのぉ？
つまんねー」
「みっ
美羽っち！？
てか別に赤崎くんのコトなんて好きでも気になるでも無いもん！」
「ひどっ！」
「まあまあ。
美羽ー。続きぃ！」
「……私の初恋は五年前かなぁ…
小学校五年生だと思う。
えっと…
名前も？」
「「うん！」」
「////中……西優輝ｸﾝ
って言うんだけど…
切っ掛けは…
体育の時間」
小５
美「あっｼｭｰｽﾞ忘れた！
取ってくるね？」
友「一緒に行こーか？」
美「ううん。一人で大丈夫！」
友「分かった。きぃーつけて！」
美「うん！ありがと。」
～教室～
ｶﾞﾗｯ
優「あっ
荒木！忘れ物？」
美「あっうん。」
優「何忘れたん？」
美「ｼｭｰｽﾞ
中西ｸﾝは何してるの？」
優「ん〰俺もｼｭｰｽﾞ！
つか見ーっけ！俺のｼｭｰｽﾞ」
美「良かったね。」
優「ぉう！荒木も早くｼｭｰｽﾞ見つけなよ！」
美「うん。」
ｺﾞｿｺﾞｿ
美「ｱﾚｯ？」
優「どした？」
美「無い！」
優「ｼｭｰｽﾞ？」
美「うん…」
優「…俺も探してやるよ！ﾆｯ」
美「えっ！？
ダメだよ。先に行ってて良いよ？」
優「ううん。お前と一緒にｼｭｰｽﾞ探す！
無かったらお前困るじゃん！」
ﾄﾞｷｯ
美「……ぁりがとぅ…」
優「さぁて！
荒木教室の右半分探して！あともう一回自分のカバンを確かめて！」
美「……ぅん！」
がさがさ
ごそごそ
美「無い…」
優「…………。」
美「んー」
優「……ｺﾞｿｯ…！！
あっ！！
あったぁぁぁぁぁ！！
おい！あったぞ！
荒木美羽って書いてるぞ！」
美「えっ
あっ本当だ！」
優「はいっ！荒木！
良かったな！」
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