泡となって消える運命の少女

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少女は胸の辺りまでまっすぐ伸びた髪の毛が乱れることも構わず、首を振る。 そして、再び指を指す。 画面はCMが終わり、お昼の代名詞とも言える番組が流れている。「あれじゃないよな…」 司会者の隣に今日のゲストが座る。近況を交え、他愛のない雑談をすすめていく。 その様子を眺めつつ、隼人は別のことを思い浮かべる。 頭に浮かんだのは、三人の水着美女。中でも、胸の大きかったあの娘だが… おそらく、いや、彼女達を指している訳ではないだろう。 なら、プールだろうか?
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