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「これがディタラの本当の能力なんてよ!!チート過ぎるだろ!!」
『ディタラは大型のソウルキッド。簡単に見つかるはずですが・・・・・・サンダー!見えますか!』
『・・・・・・駄目だ!見えねぇ!』
上空で浮いているサンダーが報告する。
先程の鳴き声は完全に止み、裄戸の背中からは掠り声が聞こえてきた。
「大丈夫か、杏華」
「・・・・・・・・・」
無言。
「杏華?」
また無言。
「・・・・・・・・・・・・ダメ、無理」
「え」
『ぎゃあぁあぁあぁ!!』
その後、裄戸は哀れもない汚物の姿と化した。
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