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「杏華てめぇ!!」
「あ゛ーうざい、ガンガンする」
頭を抱え、暴言を吐く。
ちなみにこの光景、30分間続いている。
「ガタガタ抜かしているとまたあの時みたいに痺れさせるぞ」
「いや、それはちょっと・・・・・・」
詳しくは5話を参照してくれ。
「なぁカリバー、デイタラが見つからないんじゃ対処出来ないんじゃないか?」
『それは確かに・・・』
「その必要はありませんわよ」
「誰だ!」
振り返ると同じ位の歳だろうか、一人の少女が立っていた。
緑の長髪に黒いワンピース。
右手の薬指には紫色に輝くダイヤが埋め込まれた指輪をしている。
彼女は裄戸に不気味な微笑みを見せていた。
「棒原まとい。以後、お見知り起きお」
「はっ?まとい?」
『裄戸!こいつディレイドだ!』
「え、ええぇぇ!!」
「あら、ご存知無かったの?」
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